甘やかして、私だけ
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八城君と話してて、
会った頃の将くんを思い出して少し焦ったのかもしれない
軽ーい、しゃべり方で女の子にモテたくて仕方ない感じ?なのかな、
なんか懐かしいけど…。
「聞きもしないで黙ってたのも良くなかった・・・」
「うん。俺ほんとにマジであかねちゃんラブだし、駅にはいくけど、電車乗るってないしね!」
「・・・。」
思い出した…。
あの駅の貸し出し施設で私も会社の集まりしたことあるわ。
くっ・・・!!
早とちり…
ほんとに、情けない・・・。
とにかく!!
今私は将くんに甘えたくて仕方ない。
さっき嗅いで思ったけど、香水は同じだったとしても
なんか違う。
将くんの匂いは特別で、
なんか、落ち着くというか…
ん?これはフェチ?変態っぽい?
とりあえず!
「うわっ!」
私は、ガバッとうずめてた顔をあげ
将くんを見つめる…
「私は、優しい将くんが好き。男としてレディファーストもするべき。」
「う、うん?」
だけど・・・
「”甘やかして”いいのは私だけ!」
ねっ?と首をかしげても応答がない…
これは肯定ということにしておこう!!
*:*"~
「布団引くのめんどくさいでしょ、今日は一緒に寝よう!」
ぽふぽふと私の隣を叩く
すると、
まだすこし酔いがさめない私を見て…
「なんか、すごい、とんでもないビッチに誘われてるみたい…」
「なんで?」
「よーし。明日は遅刻かー!」
「いや、だからなんで??」