甘やかして、私だけ


その日の夜・・・__




「あー、気持ちいい…」


んー、やっぱりプロは違うわー。


「あかねちゃん…」


んー、たまらん…。


「ねぇ…あかねちゃん!」

「…んー?」


なんだよー、まったりしてるのにー。



「…これって、休日出勤じゃん!!」


えー?なに言ってんのー。



私の上で叫ぶ将くんに、



「あっ、そこもうちょっと下で!」

「あーはいはい!…じゃなくて!!」




**…~ 少し前の会話を思い出す・・・



「あかねちゃん…!」

「んー?」


私、恒例のプリンタイムの時に

何やらテンション高めの将くんが隣に寄って来た…



「朝は、ほんとにごめんね?」

「うん。全然いいよ!」

「それでー、」


急にもにょもにょし始める将くんは感情が忙しい…


「体で払ってどーゆーことぉ??」


あー。あれねー。


「マッサージだよ。」

「へ?」


私は、プリンを置いて語る


「最近肩こりがひどくてね…」


だから、マッサージをして欲しいのです!プロに!


普段の仕事を家でさせるのは申し訳ないと思うけど・・・。



「ダメかな…?」

横にいる将くんにコテンと体を預ける…


すると…


「…いや~、ダメーッ…ではない!!!」

「よしっ!」











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