甘やかして、私だけ



*:*~~




って!!!







最悪ーーー!!



疲れたーーーー!!



朝の私のテンション返してよ!!



なんなのよもう!!




「はぁー暗っ」





いつもの帰宅時間になんて見ない夜空



こういう時に限って、星が綺麗だし・・・






「なんでこの世に残業なんかあんのよ!」



帰り道の運転中、


安全のため働く信号に、完全な八つ当たりをする





残業がとことん嫌いな私にとって、


仕事を押し付けた奴が憎くて仕方ない



「あのタヌキおやじめ!」



なんで私だったの?言い方優しいけど、絶対押し付けでしょ!

絶対もうやんないから!今、このご時世パワハラとかうるさいんだからね!!




「ったく!…言ったとおりになったじゃん…」


朝、三村くんが言ったことを思い出す



”変な男には気を付けてね…”



意味は違うかもしんないけどさっ


不幸にあったことには違いない


「うぅ…」


朝、遅くなるって言ってたけどもう帰ってきてるかな?


三村くんの顔が無性に見たくなった・・・



「なんでー。疲れておかしくなった?」






そう思いながらも、私は帰りを急いだ・・・









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