幻の命
只今時刻は7時30分。清々しい朝。
心地よい春風が吹く今日。
私がこれから通う高校の入学式!
もう楽しみすぎて早起きしたの!!

「結衣——!はやくいくよーー!」

やば!ホントは寝坊したの!!急がないと真琴に怒られちゃう〜、、、。

「ゴメン!毎度毎度ほんとにすみません。。。」

「バカ結衣!目覚ましもっとかけろーー!」

ママみたいなこと言ってるのは中学からの心友の真琴。
真琴はすごくしっかり者でウチはよく怒られる。
もっと気楽にしたほうが楽なのにといつも思う。

「ねね結衣!ほんとに電車で行くの?」

まだ言ってる。ほんとに真琴は。

「大丈夫よ!ウチの親仕事忙しいから来ないもん。まこはきにしないで〜」

真琴の親は海外で働いてる為真琴は一人暮らしなの。ウチもいないもどうぜんっって感じだから真琴と話がよく合う。

「ところで結衣は今日午後何すんの?」

「ウチはね宇宙達と一緒にパーティーかな〜。まこは?」

「くそ〜!彼氏に先越された、、、。ま!ウチは掃除するからいいし〜」

そうそう!ウチには宇宙とゆう彼氏がいる。
真琴は理想が高くて未だに彼氏ができない。
ってゆうか今頃緊張してきた!

「結衣大丈夫?笑 緊張すんの遅くない??もう私とっくの昔にしてたよ!?」

そんなこと言われたって。

「もうすぐ電車来るよ〜。友達できるかな?まこと同じクラスかな??」

心配事が多くて、、、。

「大丈夫!結衣はすんごくいい子だもん!きっと大丈夫よ!」

真琴はいい子すぎだな、、、。ある意味心配。

「結衣!高校こそちゃんと学校きてよ!!わかってる?」

またいってる、、、。

「はいはい!行きますよ〜。皆勤賞は無理だけど!」

「皆勤賞は結衣には無理よ笑」

失礼なやつ!!まこも取ったことないくせ、、、。

「まあ昇進致します、、、。」

「あの、、、」

「ん?どうした??」

「私、、電車で学校行ったことない」

乗り換えないから簡単だよ笑

「じゃあこのわたしに任せなされ」

「お任せいたします〜」

三駅先だから乗っといたらすぐわかるけどね。





「とうとう着いたよ、、、」

「楽しみだね!結衣!!」

イヤイヤ、、、。普通にど緊張。
女子校だから絶対楽しいはず!!でも友達作れるかなぁ、、、。ウチ友達関係最悪だったもんな、、、。中学の時とか学校行ってないしな、、、。
高校こそは頑張って行かないと!!!

「まこクラス名簿あったよ」

まこと同じクラスだといいなぁ。
普通科は4組からだったからあるとしたら、、、。

「真琴!あった同じクラスだよ〜!!」

やった!知ってる子が1人いるだけでだいぶ違うもん!!

「じゃあ教室行こっか、、、?」

よし、、、。行くか!

「うん!行こう!!」





ガラガラガラ。
新しいのになんか音が残念なドアだ、、、。
「ねぇ結衣席どこかなぁ?」
さっき見た名簿のクラス番号によるとウチは4番、まこは9番。黒板に書いてある番号によると、、、。

「ここだよ!隣同士だねぇ笑」

「じゃあまだお話しできるね!!」

こいつはそこかよ〜笑
でもすぐ先生くるよね。時間ギリギリだから笑

「ねぇねぇ!2人仲良いね!同じ中学出身なの?」

後ろの席の子が話しかけてきた。

「うん!そうだよ。ウチ結衣ってゆうの!隣の子は真琴ってゆうの」

「結衣ちゃんと真琴ちゃん!あたしは桃乃ってゆうんだ!よろしくね」

いい子だよ。この子は。それにめっちゃ可愛い〜!!

「桃乃ちゃん!ウチは結衣ってよびすてでいいよ〜笑」

「私のこともまこでいいよ〜!」

「あたしも桃って呼んでねぇ!」

凄くこれから楽しい生活が始まりそう!!!










この時は考えても見なかったよ。
2人にたくさん迷惑をかけることになるだなんて、、、。
ほんとうにごめんね。
でも2人には悪いけど2人に出会えた事本当に嬉しくってさ!感謝してるんだ。
2人はイヤってゆうかもしれないんだけど、生まれ変わったらまたなかよくしてね?
だってさ2人が思っている以上に2人のこと大好きなんだもん!!ワガママだよね笑
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