冷徹上司と同居中
「お前可愛いな」

「えっ…」

櫻井さんはそういった後、

「やっぱりさっきのじゃ足りない」

と言って私にキスをした。

また舌が入ってくる。

櫻井さんのキスは、脳がとろけてしまって頭が真っ白になるくらい不思議だった。

「んっ…っはぁ………ゃ……ぁ…」

自然に声が漏れてしまう。

「可愛い」

キスの合間にそう囁く櫻井さんは、驚くくらいに色気があった。

「はぁ…はぁ…はぁ………」

「お前…キスした後の顔すごいエロいよな」

顔が真っ赤になったのが自分でもわかる。

櫻井さんは微笑んだ後

「ほら、もう寝るぞ。こっちの部屋でいいな?」

と言って布団を敷いてくれた。

「ありがとうございます。おやすみなさい。」

私は濃い1日を振り返りながら眠った。
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