冷徹上司と同居中
「俺が払うから問題ない」

「いやっ!申し訳ないですよ!!!」

「いいから。さっさと顔洗って。歯ブラシ使っていいから。すぐ行くぞ。」

言われたとおり、最低限の準備は終わらせて櫻井さんの前に立つ。

「とりあえず俺のこのシャツきればワンピースっぽくなるだろ。午前は休みを取っておいたから、ゆっくり買い物するぞ」

「は…はい…」

午前中、櫻井さんに言われるがままスーツや下着、部屋着、生活必需品などすべてを買っていただいた。

「ほんとにほんとに申し訳ないです…」

「俺がしたくてやってるんだから気にするな。あと、そのスーツ首元は第二ボタンまでしっかりしめるんだぞ。スカートもそれより短くしたらだめ。」

「なんでですか…?」

「気づかないのか?ほんとに鈍感だな…」

「いつものお前はスーツ姿でさえも無防備でエロかった。社内の男の気を混乱させないでくれ」
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