冷徹上司と同居中
よかった…と思う前に、やめちゃだめ…という気持ちが先に出た。

でも、口にすることなんてできない。

私は物足りない気持ちのまま、シャワーを浴びに行った。

それから何もなく、朝になり、昼になり、夜になった。

「結城さーん、今日飲み会あるので帰り遅くなります。」

「それ、俺も出席することになってるんだが」

「あっ…そうだったんですね!すみません」

「………その服で行くのか…?」

「え?」

今日は特に気合を入れる必要もないから、シャツにスカート。

「無防備じゃないか?」

「多少胸元はあいてますけど、これくらい…」

「飲み会は酒を飲むんだぞ?襲われてもしらないからな」

「大丈夫ですよ!もう!」

私と少しふてくされている結城さんは飲み会へ向かった。
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