冷徹上司と同居中
俺は驚いた。

両隣と向かい側の男共にベタベタ触られているのだ。

当の本人はべろべろに酔っているようで、いつもの倍以上の無防備さだ。

耳や頬を触られ、ふふっと笑う雨宮。

あれじゃあやりたい放題じゃないか。

だんだん怒りがでてきた。

その時

「そろそろ1次会終了としますか!2次会あるんで、行ける人行きましょう!!」

ちょうどいいチャンスだ。

雨宮を連れて帰ろう。

外にでて雨宮を探す。

……見つけた。

しかし、男の胸にもたれかかっている。

俺は人混みをかき分けて、雨宮のもとへ行く。

「眠いです……」

「じゃあ…ホテル行こっか…?」

「はぃ………」
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