私も彼に愛されたい!


『残りあと50メートル!!
どっちも頑張れ!!!」


二人の差は縮まらない。
このままじゃ峻くんが負けちゃう。


私は……


「…峻くん…っ頑張って!!!!!」

これでもかってくらい大声で叫んだ私。
私が叫んだからか分からないけど、峻くんのスピードが上がる。

『ゴーーーール!!!』




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