私も彼に愛されたい!
「そういえば、明日から冬休みだけど、
冬休みも会う約束してないわけ?」
「…うん。」
「え、本当に?」
朱莉も想定外なのか、ずっと驚きっぱなし。
ここまでくると…
「私に飽きちゃったかなぁ…?」
ヘラっと笑って見せるけど今にも涙が出そう。
「ひかる…」
大丈夫だからと朱莉は抱きしめてくれたけど、
不安で仕方ない。
峻くんに嫌われたら私…やっていけないよ。
峻くんもあの時こんな気持ちだったのかな…?