私も彼に愛されたい！

なんとか峻くんたちをなだめて、
それぞれのクラスに入ったけど…

「大丈夫かな。」
「さっそく流川の心配ね？」

「そりゃあ…気になるもん。」

九条くんと同じクラスだからなぁ。
大丈夫かな。
あの2人、席離れてるから不幸中の幸いっていうか…


「春くんは、嫉妬とかしないの？」
「春ね、一回だけしたことあるんだよ」

えっ、あの春くんが！？

朱莉が春くんに聞こえないように話し始めた。