私も彼に愛されたい!


「付き合って3ヶ月くらいのときかな。
私が芸能人にハマってる時期があってね?」

あー、確かに、朱莉そんな時期あったかも…

「私がテレビとかでずっとその人のこと見てて、カッコイイって言ってたら、いきなり春がテレビ消して来て…」

え、春くん大胆…っ

「で、春が…「はい、ストップ」

いつから聞こえていたのか、
春くんが後ろから朱莉の口を手で塞ぐ。

わっ。
なにそのラブラブ感!

「いくら仲がいいからって言っていいことと悪いことあるよね?朱莉ちゃん?」

「はい。」

あの朱莉が…春くんに負けてるっ!!!


「朱莉、また今度聞かせてね」
「うん、春がいない時にじっくりとね」

「こら。」


その後も、ワーワー言い合っていた2人だった。


< 38 / 143 >

この作品をシェア

pagetop