私も彼に愛されたい!
文化祭2日目。
大好きな彼と喧嘩しました。
「ちょ、ひかる!どうしたのその顔!」
全然ねれなくて、
終いには泣きすぎて目が腫れて…
「朱莉…どうしよう…」
「何があったの?こっちおいで」
文化祭が始まる前に朱莉が人目のつかないところに呼び寄せる。
「峻くんに酷いこと言っちゃったの。」
喧嘩の一部始終を話すと朱莉は頷いた。
「なるほどね。私も、ひかるの事気になってたんだよね。大丈夫かなーって」
でも、喧嘩しちゃったかー。と一緒に悩んでくれる朱莉。
「でも、流川も悪いよね。
ひかるがいるのに、その幼なじみ?の人に近づかれて拒否らないなんてさ。」
「でも、それは幼なじみだからさ…」
「いくら幼なじみだからって、その線超えちゃダメでしょ〜付き合ってるわけじゃないんだから。しかも彼女の前で。うわー、性格悪い女だね」
朱莉は、亜美さんの事を言い始めた。
はぁ…
『亜美さんみたいな人がお似合いなんだよ!!!』
自分の言葉を思い出す。
本当に付き合っちゃったらどうしよう。
「とりあえず、文化祭楽しまないとさ。ね?」
「うん…ありがとう。」
時間もすぎて、
文化祭が再び始まった。