私も彼に愛されたい!
峻くんの看病!
「え、亜美が橘を叩いた!?」
「そうなの。思いっきりパチン!!って」
文化祭が終わり放課後近くの公園で雑談している私たち。
「女って怖いのな…」
「絶対朱莉痛かったよー。でも本当にかっこよかった。」
「俺とどっちがかっこいい?」
「違うかっこよさなの!
もう!朱莉に嫉妬しないでよ〜」
峻くんが素直にヤキモチをさらけ出してくれて嬉しい。
朱莉に嫉妬するのは…ちょっと違うけどね?
あれから亜美さんは、私に謝ってきて峻くんにも朱莉にも謝っていた。
朱莉は謝ったって許さないって言ってたけど…
私も朱莉の事を守れるくらいにならないとっ!
それから少し話して別れた私たち。
お風呂に入って今日の事を思い出す。
「なんか…いろんな意味で思い出になったなぁ…」
明日、朱莉の大好きなお菓子持って行こう…