桜の木の下で、君と永遠の愛を誓う。



「え~。」



梓は諦めきれないと言いたげな表情で、私に耳打ちしていた。



「萌花、瑛大にダメ?って聞いてみて。」



え~。



私が?



「お願い。」



まぁ、梓のお願いなら。



「ねぇ、北原君。」



「ん?」



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