桜散る頃君に会いに行く
その日俺たちはありふれた会話をした。


そんな時名前の話になった。
俺は自分の名前が嫌いと言うと桜も自分の名前が嫌いだと言った。




何でだろうか?桜って名前凄いいいと思うんだけどな…






そう言おうと桜のを見ると、桜はとても悲しそうな顔をしながら「春なんて一生来なければいいのに。」と言った。





あの時の顔は一生忘れられない。





あの時、もっと桜を見ていればあんなことにならずにすんだかもしれないのに────
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