十人十色恋模様
「まぁ、四季は素直になって宇月と楽しむといいよ」


「…………んなっ!?」


「んじゃ先行くよ〜」


「に、新見先輩!!な、ななな何を知ってるんですか!?」


後ろで騒ぎ立てる四季を置いて、俺は双葉の元へと向かう。


恐らく俺が四季の気持ちに気づいていたことに驚いているのだと思う。


あの2人は素直になれば問題ないだろう。


その素直になるというのが難しそうだかな。
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