十人十色恋模様
「それで?俺は参加あり?」


仁くんは再び確認をすると、彼は慌てた様子で頭を縦に振る。


「全然ありです!むしろ新見先輩にも話を聞いてもらいたいです」


仁くんにも聞いてもらいたい話……。


ますます分からなくなってきた。


「なん……白とか……んだよな」


仁くんはなにか思い当たることがあるのかなにか納得した様子だった。


とりあえず、宇月くんから話を聞くしかない。


「それじゃ放課後にまたここに来てもらえる?」


そう約束をして宇月くんは教室を出ていった。
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