十人十色恋模様
「一瞬、告白の呼び出しかと思っちゃった!」


向かいに座っている壱乃は少し興奮気味で私を見つめる。


「ないない。宇月くんの好きな人って四季だもん。ありえないね」


全否定。


宇月くんが四季のことを好きなのは一目瞭然。


誰が見ても絶対にわかると思う。
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