なみだくんの日々

思って数時間後
その夢は叶ってしまった。

トイレに行くといったきり
佐々木は帰ってこなくて
それを見に言ってくるといった
さやかも帰ってこなかった。


「ごめん。俺、ほんとは
さやか狙いだったの。
あとは、もえこに聞いてくれ
～佐々木～」

とメールが届いた。

カラオケルームには
もえこ
と
俺の
二人きりだった。

♪三日月♪
ぜんぜん声出てないし。
横で、もえこが歌っていた。

歌い終わった後、マイクを通して
告白された。

「前から、しゅんくんのこと好きだったの」
「え？」
「だめ？」
うるうるで
くりくりの
もえこの目。

気づいたらキスしていた。