COLORDAYS
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サラがお風呂に入ってる間
男達の空気は穏やかではなかった。




「おかしいと思わねえか。」

カナメは真剣な顔で口を開く

「まー、わかっとって誘いにのってんねん。何かしら動いてくるやろな」

「おいハジメ、お前はやつと連絡を取っていたんだろ?なにか気づく事は無かったのか」

キムラも腕をくんで考えた様に目をつぶる

「あいつが顔を出さない理由、そしてこのビーチに誘った理由、ありえないと思わないか?なんせあいつはスーパーがつくほどケチな男だと言うのに。」



「ま〜これの機に何かしら動くんじゃね〜の?やだね〜世の中物騒だねえ〜?」

耳をほじり、そのほじった指先にフゥと息を吹きかけるアズマ。

「でもー、なんだかんだエンジョイしてますよねー、俺ら。これって相手の思う壷じゃねーですか?」


ナツキはカナメの飲み口にレモン汁を垂らしながら淡々と喋る。

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