COLORDAYS


「でも、私…」



ちゃんと変わらないと

彼らに失礼なんじゃないか、

頭の中は迷いでいっぱい。



ジャリ……

ハッと砂の音が聞こえて我に返る

後ろに誰かいる。

振り向こうとすると頭に手の感触が伝わる
ポンと置かれた手は暖かくて…


警戒した体も柔らかくなり目をつぶる
< 124 / 184 >

この作品をシェア

pagetop