COLORDAYS
「先輩がよ〜悪鬼に入らねえか?って誘われたんだけど、お前と俺で上目指さねえか?」


悪鬼とはこの時の時代では有名な暴走族のチームだった。

喧嘩、暴走、薬、強姦、

いい噂は聞かない悪名高いチーム。


「俺捕まりたくね〜からパス」

興味なさげに応えるアズマにソウゴは熱くなる。

「確かに悪名高いけど、それを俺たちで正さねーか?なぁ、お前とならデケーもん掴めるんだよ!!」

「あのよ〜、悪鬼のてっぺん取ってデケーツラは俺はしたくねーな。だったら俺は誰も文句つけねーようなデケーチーム作るさ」

「作る?1から?あはは、冗談は顔だけにしろよお前!そんなの無理だろ」

「何ちゃっかり人の顔に文句付けちゃってんのお前。俺はやりてーようにやるさ、別にお前はお前がやりてーようにやればいい。それでよくねーか?」

よいしょっと起き上がりアズマは欠伸をする
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