COLORDAYS
「神威がこっちに向かってるようです。」


リョウの声がドア越しに聞こえて
塞がれてた口に空気が入り込む。

「あーあ、意外に有能な部下がいたんだね。」


面白くなさそうに手をブラブラさせて
笑顔をまたサラに向ける。


「ビーチ楽しかった?俺からのプレゼントだよ」

その言葉にサラは理解出来ず
楽しそうに部屋を出るソウゴの姿を見送る
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