COLORDAYS
「ほーんとお前らムカつくよ。神威とかなんで作ったわけ?」

肩を竦めたようなポーズをして
アズマに近寄る。

それをカナメは阻止しようと動くと
リョウが目の前に立ちはだかる。


「俺はお前を、神威を認めないよ」

数センチの距離でアズマに囁くソウゴ。

「…はっ。てめーの許可なくてもうちはやってくよ」

「…そう。」

一瞬の間にソウゴがアズマに拳を突き出す
それを交わしてアズマも殴り掛かる。

男と男の拳のぶつかり合いがはじまる。



「やっぱ昔とかわんねーな!お前のやり方は!!(喧嘩の)」

「アズマは鈍ったんじゃないの?そのやる気の無さが顔にも滲み出てるよ?」

二人のケンカは何故か楽しそうで。

カナメもリョウはそんな二人の大将の喧嘩を見守る。

< 149 / 184 >

この作品をシェア

pagetop