COLORDAYS
予鈴が鳴り、ツバサは教室に戻っていった。
ツバサの言う通りに保健室に向かおうと
立ち上がると校門から叫び声が聞こえる
一瞬足が止まるが、再び歩き出す。
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「サラちゃんおはよ!最近見ないから寂しかったよ!」
保健室に入るや否や眩しい笑顔で迎える先生
【高杉先生】
保健の先生を務めており
サラを気に入っている 神威との関わりも?!
「授業始まるのにウェルカムって先生くらいだよね。」
「そりゃ〜愛しのサラちゃんは特別でしょ〜!たまにしか顔見せてくれないんだもん!授業より俺優先なんて喜ばしい事だよ〜?」
「ダメ教師が」
サラの毒舌でさえ喜びを隠せないダメ教師
「あ、そう言えばストーカーされたんだって〜?」
眼鏡がキラリと反射する
ベッドに腰掛けるサラはなんで?って無言で訴える
「俺の情報網は凄いからね!!俺がサラちゃんのストーカーなんじゃないかってぐらいそりゃ〜君の事は全て知ってるつもりさ!!」
全て…ね。
「キモいよ。訴えて慰謝料どんぐらい引っ張れるかな…」
「ちょ、ごめんて!!冗談!!冗談だから!!たまたま風の噂で聞いただけだから!!」
「ふーん。」
焦るダメ眼鏡、いやこの際ダメ杉がコホンと
机の書類に目を向けながらサラに話しかける