本気の恋愛、初体験！？

――ピンポ～ン――


葉瑠ちゃんがチャイムを押し
『ただいま～』何て言って入っていく


俺の緊張はMAX


『ここリビングです
行きますよ～』


「うん」


生唾を飲み込み頷く


『ただいま～連れてきたよ～』


俺、既に顔が上げれない…


『君、挨拶が遅いんじゃないか？』


入った瞬間響きわたる低い声


「す、すみません
挨拶が遅れてしまって…
葉瑠さんとお付き合いをしている近藤翔馬です」


もう周りを見る余裕なんてナイ