君と僕の21日間



「優くん。」






「え!あ、はい!」

「はじめて名前で呼んじゃった。」



あの日と同じ笑顔で笑う。
怖すぎる。
こんな非現実的なことが起こるなんて。




「お盆が終わるまででいいの。
私と付き合って下さい!」





告白の時と同じように榛名美琴は、直角に頭を下げた。
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