電話びより
疲れたときのチョコレートのように

真冬の日のカイロのように


雅也くんの優しい言葉がボロボロのこころにじんわりと染み込んで。


あやうく泣いてしまうところだった


「ありがとう、雅也くん。……わたし、頑張るね!」

「ん、頑張りすぎんなよ」


「ふふ。……うん。じゃあ、またね」

「じゃあ、また」
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