あの日の帰り道、きっとずっと覚えてる。
***
家につき、私は真っ暗な部屋の隅に座り込んだ。
四時間目、私はあの状態で教室に戻ることなどできなかった。
数十分後、先生が別の先生に捜索を頼んだのか、よく知らない歳をとった女の先生が個室の前で私の名を呼んだ。
吐瀉物を流し、ぐちゃぐちゃの顔で外に出た。
私はそのまま保健室に連れて行かれ、色々と聞かれたが、とても答えられる状態ではなく、おばあちゃんを呼ばれ家に帰った。