【完】スノードロップ ~希望~
……
余命宣告……
思ってた通り
でも、なんだろう?
この感じ……
生きてる感じがしない
「……持って……あと……どのくらいですか?」
「……半年……持つかどうか……」
「……そうですか」
聞きたく……なかった……
なんで、こんなことに……
「今日は、これで終わりです。……柚季ちゃん。気を落とさないでね。両親には、私から話しておくから」
「ありがとうございました……」
パタン
「柚季……」
「帰ろう、菜々美」
「……うん……」
……
もう、何も考えたくない……
「……ねぇ、柚季。ちょっと、寄り道しない?」
「……いいよ」
家に帰っても、することないし
……着いた所は、カラオケだった
「入ろう、柚季」
「……うん……」
菜々美は、考えて動くタイプ
何か、考えてるんだろうね
「23番だって。こっちだ、行こっ!」
……何、考えてるんだろう?
……
私には、関係ないか
パタン
「柚季、座りなよ」
「……うん……」
もう……どうでもいい
「……柚季。泣いていいんだよ?」
「……」
「思いっきり泣いて、叫んで、喚いて……。私の前では、いいんだよ?そういうことしてても」
余命宣告……
思ってた通り
でも、なんだろう?
この感じ……
生きてる感じがしない
「……持って……あと……どのくらいですか?」
「……半年……持つかどうか……」
「……そうですか」
聞きたく……なかった……
なんで、こんなことに……
「今日は、これで終わりです。……柚季ちゃん。気を落とさないでね。両親には、私から話しておくから」
「ありがとうございました……」
パタン
「柚季……」
「帰ろう、菜々美」
「……うん……」
……
もう、何も考えたくない……
「……ねぇ、柚季。ちょっと、寄り道しない?」
「……いいよ」
家に帰っても、することないし
……着いた所は、カラオケだった
「入ろう、柚季」
「……うん……」
菜々美は、考えて動くタイプ
何か、考えてるんだろうね
「23番だって。こっちだ、行こっ!」
……何、考えてるんだろう?
……
私には、関係ないか
パタン
「柚季、座りなよ」
「……うん……」
もう……どうでもいい
「……柚季。泣いていいんだよ?」
「……」
「思いっきり泣いて、叫んで、喚いて……。私の前では、いいんだよ?そういうことしてても」