【完】スノードロップ ~希望~
第6章 ~予感~
菜々美 side
菜々美 side
「ねぇ、あそこ行っていい?」
「あぁ」
……
会話が成り立たない……
やっぱり、柚季のことがあったから、言葉を失ってるんだ
ったく、男ならしっかりしろっつーの
まぁ、仕方ないか
幼なじみ
しかも、好きな人がいなくなるって言われたんだから……
悠真の気持ち、わかる
私にとって、柚季は大切な存在
「で。なんでこんな所に来たかったんだ?」
適当に
……とは、言わず
「別にいいでしょ?ちょっとぐらい付き合ってよ」
「いいけど……」
「文句、言わない。行くよ」
「言ってねぇーよ……」
「頂上まで行くよ」
「まじか……」
悠真は本気で嫌そうな顔をした
「まじ。ほら、止まってないで行く」
悠真はどこか浮かない顔をして、歩き出した
……悠真、相当ショックだったんだろうね
……とにかく、落ち着くまでそっとしておくか
「ねぇ、あそこ行っていい?」
「あぁ」
……
会話が成り立たない……
やっぱり、柚季のことがあったから、言葉を失ってるんだ
ったく、男ならしっかりしろっつーの
まぁ、仕方ないか
幼なじみ
しかも、好きな人がいなくなるって言われたんだから……
悠真の気持ち、わかる
私にとって、柚季は大切な存在
「で。なんでこんな所に来たかったんだ?」
適当に
……とは、言わず
「別にいいでしょ?ちょっとぐらい付き合ってよ」
「いいけど……」
「文句、言わない。行くよ」
「言ってねぇーよ……」
「頂上まで行くよ」
「まじか……」
悠真は本気で嫌そうな顔をした
「まじ。ほら、止まってないで行く」
悠真はどこか浮かない顔をして、歩き出した
……悠真、相当ショックだったんだろうね
……とにかく、落ち着くまでそっとしておくか