【完】スノードロップ ~希望~
第9章 ~告白~
柚季 side
柚季 side
あれから私は、体は弱っていってはいるものの、特に大きな異常もなく、2週間後に退院した
そして、久しぶりに登校した5日後の放課後
「ねぇ、菜々美」
「何?」
「私、奏多に告白する」ボソッ
あの日以来、私は後悔しないと心に決め、告白はしないと思っていた気持ちを変えた
「おぉ!ついに!!」
「しーっ!大きい!」ボソッ
「で、いつ?」
「今日。今から、奏多を誘う」
「頑張れっ!」
「うん」
奏多の返事を期待している訳じゃない
ただ、自分の気持ちを伝えてこの世を去りたいから
前に進まなきゃ
……よしっ!
私は奏多がいる所に向かった
「奏多ー」
「おっ、柚季」
「ちょっと来て」
「?」
奏多は私の近くまで来た
あれから私は、体は弱っていってはいるものの、特に大きな異常もなく、2週間後に退院した
そして、久しぶりに登校した5日後の放課後
「ねぇ、菜々美」
「何?」
「私、奏多に告白する」ボソッ
あの日以来、私は後悔しないと心に決め、告白はしないと思っていた気持ちを変えた
「おぉ!ついに!!」
「しーっ!大きい!」ボソッ
「で、いつ?」
「今日。今から、奏多を誘う」
「頑張れっ!」
「うん」
奏多の返事を期待している訳じゃない
ただ、自分の気持ちを伝えてこの世を去りたいから
前に進まなきゃ
……よしっ!
私は奏多がいる所に向かった
「奏多ー」
「おっ、柚季」
「ちょっと来て」
「?」
奏多は私の近くまで来た