【完】スノードロップ ~希望~
第10章 ~告白2~
柚季 side
柚季 side
次の日。
パチ……。
……あ。
私、また逆戻りしたんだ……。
コンコン
「はい」
ガラガラガラ……。
えっ?
「茂神……さん?」
「そうだけど」
「どうして……」
「私はあなたのことを知っていた」
「……なんで?」
「ライバルだから」
「ライバル?」
なんの?
「そう。私はあなたのことをライバルだと思ってる」
「……どういう……こと?」
永遠にも思えるような沈黙が続いた後、茂神さんは言った。
「私も一ノ瀬君が好きだから」
……えっ?
「一ノ瀬って……奏多?」
「そう。私も好きなの」
驚きのあまり、声が出なかった。
「私はあなたのことが嫌い」
「……」
「また来るわ」
パタン
……。
なんか、めんどくさいことになった……。
よくわからない。
……でも、なんとかなるのかな?
次の日。
パチ……。
……あ。
私、また逆戻りしたんだ……。
コンコン
「はい」
ガラガラガラ……。
えっ?
「茂神……さん?」
「そうだけど」
「どうして……」
「私はあなたのことを知っていた」
「……なんで?」
「ライバルだから」
「ライバル?」
なんの?
「そう。私はあなたのことをライバルだと思ってる」
「……どういう……こと?」
永遠にも思えるような沈黙が続いた後、茂神さんは言った。
「私も一ノ瀬君が好きだから」
……えっ?
「一ノ瀬って……奏多?」
「そう。私も好きなの」
驚きのあまり、声が出なかった。
「私はあなたのことが嫌い」
「……」
「また来るわ」
パタン
……。
なんか、めんどくさいことになった……。
よくわからない。
……でも、なんとかなるのかな?