【完】スノードロップ ~希望~
第12章 ~理由~
柚季 side
柚季 side
コンコン
「柚季~」
「あっ。菜々美、悠真」
あと、奏多。
「どうしたの?みんなそろって」
「実はね、柚季が重体になった時、点滴とかが抜けてたらしくって……」
ギクッ
「それで、何か知らないかな?って」
……言えない。
だって、やった本人の好きな人がいるんだよ?
気っと奏多、責めるよ。
言えないよ……。
「……自殺……じゃないよね?」
そう菜々美に言われて、私はすぐに否定した。
「それだけは絶対違う!それだけは、あり得ない」
「そう」
菜々美が安心した顔をした。
コンコン
「柚季~」
「あっ。菜々美、悠真」
あと、奏多。
「どうしたの?みんなそろって」
「実はね、柚季が重体になった時、点滴とかが抜けてたらしくって……」
ギクッ
「それで、何か知らないかな?って」
……言えない。
だって、やった本人の好きな人がいるんだよ?
気っと奏多、責めるよ。
言えないよ……。
「……自殺……じゃないよね?」
そう菜々美に言われて、私はすぐに否定した。
「それだけは絶対違う!それだけは、あり得ない」
「そう」
菜々美が安心した顔をした。