【完】スノードロップ ~希望~
「で、菜々美。M.Yって、茂神さんのことでしょ?」
「うん。……柚季、隠してたでしょ?」
「まぁね」
「はぁ……。全く……。危なかったんだよ?」
「えっ!?私、そんなにヤバかったの!?」
「そうだよ。ったく……。下手すれば、死んでたんだよ?まぁ、生きてても未遂で逮捕されるし」
「ねぇ、なんとか隠せない?」
「なんで隠すのよ」
「茂神さん、なんか追いつめたような感じだった。私を殺した後、自分も死ぬような……」
「まぁ、そんな所でしょうね」
「えっ、どうして?」
「茂神優衣には、双子の妹、琉衣がいたの」
「えっ、そうだったの!?」
と、驚いた反応をした。
実は、双子の妹がいることは知ってる。
でも、知らないふりをした。
今は、その時じゃない。
「そう。でも、その琉衣は6年前の8月10日に亡くなってるの」
「えっ……その日って……」
「そう。だから、狙われてんの」
「うん。……柚季、隠してたでしょ?」
「まぁね」
「はぁ……。全く……。危なかったんだよ?」
「えっ!?私、そんなにヤバかったの!?」
「そうだよ。ったく……。下手すれば、死んでたんだよ?まぁ、生きてても未遂で逮捕されるし」
「ねぇ、なんとか隠せない?」
「なんで隠すのよ」
「茂神さん、なんか追いつめたような感じだった。私を殺した後、自分も死ぬような……」
「まぁ、そんな所でしょうね」
「えっ、どうして?」
「茂神優衣には、双子の妹、琉衣がいたの」
「えっ、そうだったの!?」
と、驚いた反応をした。
実は、双子の妹がいることは知ってる。
でも、知らないふりをした。
今は、その時じゃない。
「そう。でも、その琉衣は6年前の8月10日に亡くなってるの」
「えっ……その日って……」
「そう。だから、狙われてんの」