【完】スノードロップ ~希望~
柚季 side
柚季 side
「そんなことより、お話ししよう。あなたの双子の妹について」
「っ!」
「確か……琉衣ちゃんだっけ?」
「あなたが琉衣を語らないで!」
「……実は、琉衣ちゃんを知ってるの」
「え……」
「……私も小さい頃はよく入退院を繰り返してたから、琉衣ちゃんとは友達だったの。だから、琉衣ちゃんは私のこと知ってた」
「……どういう……こと……?」
茂神さんは、理解が追い付いてないみたいだった。
そりゃそうだ。
急にこんなこと言われたって、すぐには受け入れられない。
私だって、琉衣ちゃんが死んだって聞いた時、受け止められなかったのと同時に、自分のせいだって思った。
絶対そうだって。
「そんなことより、お話ししよう。あなたの双子の妹について」
「っ!」
「確か……琉衣ちゃんだっけ?」
「あなたが琉衣を語らないで!」
「……実は、琉衣ちゃんを知ってるの」
「え……」
「……私も小さい頃はよく入退院を繰り返してたから、琉衣ちゃんとは友達だったの。だから、琉衣ちゃんは私のこと知ってた」
「……どういう……こと……?」
茂神さんは、理解が追い付いてないみたいだった。
そりゃそうだ。
急にこんなこと言われたって、すぐには受け入れられない。
私だって、琉衣ちゃんが死んだって聞いた時、受け止められなかったのと同時に、自分のせいだって思った。
絶対そうだって。