裏切りからの戦い


考えてるうちに目の前まで来た。



「おい。お前らは、虹華か?」



「おめェら、ここに何の用だ。」



おいおい、京介。今、下っ端の奴らに手出すなって言ったばっかだっつーの。


そんなに、殺気込めていうな。




「俺らは、炎龍だ。総長に用があるんだ。」



「俺らの総長に、なんのようだ。」



ーだから、嶺二さん。殺気込めないでよ
私登場しずらいじゃん。←そっち?!




『私だが、なんか用か?』




「お前か。この前の礼を言いに来た。」



私なんかしたっけ?



「その顔じゃ分かってなさそうだな。
まぁいい。この前、俺らの下っ端がお世話んなった。」




あぁ!あの時の奴らか。
それを言いに来たか。律儀なこっちゃ。




『人として、助ける。
当たり前のことをしたまでだ。』




「フッ。流石だな、だから付いてくるんだ仲間が。」




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