裏切りからの戦い


浩輔side



やっぱり、噂通りの奴だった。


負けてしまったが、いい経験になった。


俺、いや俺らは 虹のように凛とした、
あいつに近ずくために、族に入った。



あいつの、名が出始めたのは
まだ、俺らが中学に入ったばかりの頃。



今、話しただけでも、多分あいつは俺らの年と変わんないはずだ。


それを考えると、だいぶ小さい頃から、喧嘩が強かったんだろうな。



また、会えるといいな。




ーーーいや。強くなって会いに行くんだ。


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