私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)

「…そうだね。やろっか」

「うん!あ、あのねことねぇご飯いっぱい作ってね!ケーキも焼いてほしい!!」

「うん。私が出きるものなら」

「やったぁ!プレゼントとか私用意するね!」

梨々香ちゃんは大喜びでプレゼントを考え始める。

そんな梨々香ちゃんを見ながら、季龍さんの好きなものってなんだったっけと考える。

好き嫌いは確かなかったかな…。残してるイメージはない。じゃあ逆によく食べてたのは……おかわりしてるイメージもそんなにない。

じゃあ、季龍さんって何が好きなんだろう。

…ダメだな私。季龍さんの好きなものすらまともに分かってない。

好きな人のことのはずなのに、なんでこんなに分からないことばっかりなんだろう。

そう思うと余計に情けなく感じた。
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