私のご主人様Ⅴ(SS?投稿しました)

少し息をついて気持ちを切り替える。

梨々香ちゃんがせっかく考えてるんだ。私に出来ることは協力したい。それに、喜んでほしいと思ったのはきっと同じだから。

「梨々香ちゃん、いつやるの?」

「うんとね、明後日!信洋にも言ってお兄ちゃん夕飯には帰ってきてもらうんだぁ」

「それじゃあ、今日中に材料予約したいな…」

「私も準備する!ご飯よろしくね?」

梨々香ちゃんは慌ただしくまた走っていく。

そんなに急がないといけないのかな…?梨々香ちゃん何するつもりなんだろ?

って私も材料予約しちゃわないと明日の配達時間が遅くなっちゃう。急ぎ足で部屋に戻りながら、何を作ろうかとメニューを頭のなかで並べ始めた。
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