懐かしいキミ
凛くん
「まだ思い出さねぇの?...すずちゃん。」
「っ!凛...くん...?」
「そうだよ。ほらね、迎えに来た。」
「凛くんっっ!!」
私は凛くんに抱きついた。
よしよし、とあたまを撫でてくれる凛くん。
「凛、くんっ」
「ん。...改めて。涼花。好きです。付き合ってください。」
「はいっ!」
私たちはこうして付き合うことになった。
「涼花。こっち向いて。」
上を向くと自然と視線が絡み合う。
ゆっくりと凛くんが近づいてくる。
そっと目をつぶると。
優しく唇が触れ合う。
でも強引に、お互いを求め合う。
「っ、凛くんっ!好きぃ...」
「俺も。すごい好き。」
もう一度、甘くて長いキスをした。
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