タイムスリップ
好奇心は猫を殺す
「ひぇ〜〜…思った以上に雰囲気が…凄い…」
洞窟を進み始めてほんの10m。後ろを振り向けば出口が見えるところにまだいるものの、
光はほとんど届いておらずスマホのライトだけを頼りに進んでいた。
「う〜ん…大して何も無さそうだし…遅くやったら海香も心配しちゃうだろうしなぁ…そろそろ戻った方がいいかも…」
つか普通に怖いわ。独り言がめちゃくちゃ反響しててもう自分の声さえ怖い…
好奇心旺盛なのはいいことだが、それで何かあったら元も子もない。
海香の所に戻ろう。
そう思い踵を返したとき、気になるものが私の目に映った。
横の壁だと思っていたところに、人2人分が入れるくらいの空洞が出来ていたのだ。
空洞をライトで照らしてみると、壁に小さく、何かが書いてあるのが見えた。
「なんだろ…これ…」
空洞の中に入り、文字に近づく。
「…と、き、を…?時を?なにこれ?」
文字をよく照らして見てみると、どうやら壁に直接文字が彫られているようだ。
洞窟を進み始めてほんの10m。後ろを振り向けば出口が見えるところにまだいるものの、
光はほとんど届いておらずスマホのライトだけを頼りに進んでいた。
「う〜ん…大して何も無さそうだし…遅くやったら海香も心配しちゃうだろうしなぁ…そろそろ戻った方がいいかも…」
つか普通に怖いわ。独り言がめちゃくちゃ反響しててもう自分の声さえ怖い…
好奇心旺盛なのはいいことだが、それで何かあったら元も子もない。
海香の所に戻ろう。
そう思い踵を返したとき、気になるものが私の目に映った。
横の壁だと思っていたところに、人2人分が入れるくらいの空洞が出来ていたのだ。
空洞をライトで照らしてみると、壁に小さく、何かが書いてあるのが見えた。
「なんだろ…これ…」
空洞の中に入り、文字に近づく。
「…と、き、を…?時を?なにこれ?」
文字をよく照らして見てみると、どうやら壁に直接文字が彫られているようだ。