東雲家は妹を愛しすぎている♡♡
ーリビングにてー
綾「く~ろちゃん!あっそびましょ~(*^^*)」
クロ「ワンっ!!」
クロはあやに気づくとトテトテとあやのいる車椅子までやってきた。
そしてあやの顔をぺろぺろ…
綾「クロ~くすぐったいよ~!!きゃははっ!!」
クロ「わんわんっ」
そんな姿をまりは優しく見守っていた。
ーそれから10分後ー
まり「あや~そろそろ10分よ~」
綾「えっ!?もうそんなに!?けほっ」
まり「ほら、咳も出てきたし、クロが心配するから今日はこのくらいにしましょ?」
綾「うぅ…はぁい…けほっこほっケホケホっ…けほっゲホッゴホッゴホッゴホッ…はぁっはぁっ…ゲホゲホっ…」
まり「綾!?…発作?苦しいね落ち着いて、」
綾「ゲホゲホっゴホッゴホッはぁっ…ゴホッゴホッゲホゲホっ!!」
まりは慌ててあやの車椅子のポケットに入っている吸入器を出して綾の口に当てる。
まり「あや、私を見て。ゆっくり深呼吸…」
綾「ゲホゲホっ…くっ…るし…ゴホッゲホゲホっ!!」
まり「大丈夫…大丈夫…落ち着いて…ほら、私を見ながらゆっくり息を吸って…はいて…もう一度…吸って…はいて…ほら大丈夫になってきたでしょう?」
綾は発作のせいでぐったりしながらも
綾「うん…けほっ…あり…がと…」
…がくんっ…
クロ「わんっ」
力が抜けて前のめりになり車椅子から落ちる瞬間クロがクッションになってくれた。
綾「はぁっはぁっ…クロも…ありがとう…ね」
クロ「わんっ」
綾「まり…体に…ち…から…けほっ…入らないの…」
まりは吸入器をしまってから察したようにクロの上にいる私を抱き上げる。
まり「座ってるのも辛いと思うから抱いたまま雪彦様の執務室に連れていくね?」
綾「う…ん…」
クロ「くぅ〜ん…」
クロは心配そうな声音で鳴いている。クロは昔から察しがいい子なのだ。綾の体調を気遣い常にそばにいる賢い犬である。それを知っているまりは…
まり「クロもいっしょに行きましょうか」
クロは騒がないように首をこくっと縦に振り先に行きドアを開ける。クロは器用だし、こういうことのため訓練された犬なのでエスコートもやってくれる働き者なのだ。
綾「く~ろちゃん!あっそびましょ~(*^^*)」
クロ「ワンっ!!」
クロはあやに気づくとトテトテとあやのいる車椅子までやってきた。
そしてあやの顔をぺろぺろ…
綾「クロ~くすぐったいよ~!!きゃははっ!!」
クロ「わんわんっ」
そんな姿をまりは優しく見守っていた。
ーそれから10分後ー
まり「あや~そろそろ10分よ~」
綾「えっ!?もうそんなに!?けほっ」
まり「ほら、咳も出てきたし、クロが心配するから今日はこのくらいにしましょ?」
綾「うぅ…はぁい…けほっこほっケホケホっ…けほっゲホッゴホッゴホッゴホッ…はぁっはぁっ…ゲホゲホっ…」
まり「綾!?…発作?苦しいね落ち着いて、」
綾「ゲホゲホっゴホッゴホッはぁっ…ゴホッゴホッゲホゲホっ!!」
まりは慌ててあやの車椅子のポケットに入っている吸入器を出して綾の口に当てる。
まり「あや、私を見て。ゆっくり深呼吸…」
綾「ゲホゲホっ…くっ…るし…ゴホッゲホゲホっ!!」
まり「大丈夫…大丈夫…落ち着いて…ほら、私を見ながらゆっくり息を吸って…はいて…もう一度…吸って…はいて…ほら大丈夫になってきたでしょう?」
綾は発作のせいでぐったりしながらも
綾「うん…けほっ…あり…がと…」
…がくんっ…
クロ「わんっ」
力が抜けて前のめりになり車椅子から落ちる瞬間クロがクッションになってくれた。
綾「はぁっはぁっ…クロも…ありがとう…ね」
クロ「わんっ」
綾「まり…体に…ち…から…けほっ…入らないの…」
まりは吸入器をしまってから察したようにクロの上にいる私を抱き上げる。
まり「座ってるのも辛いと思うから抱いたまま雪彦様の執務室に連れていくね?」
綾「う…ん…」
クロ「くぅ〜ん…」
クロは心配そうな声音で鳴いている。クロは昔から察しがいい子なのだ。綾の体調を気遣い常にそばにいる賢い犬である。それを知っているまりは…
まり「クロもいっしょに行きましょうか」
クロは騒がないように首をこくっと縦に振り先に行きドアを開ける。クロは器用だし、こういうことのため訓練された犬なのでエスコートもやってくれる働き者なのだ。