星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
(星side)






びっくりした。素直にベットに戻ってくれたし。











とりあえず身体を拭く…恥ずかしいけど風邪が酷くなるよりかは、ね?



タオルを濡らして寝室に行く。









「神楽?起きてる?身体を拭かないと…」









そう言うと起きてくれて…






「お前さぁ俺は、男なんだけど。」






少し横になったら楽になったみたいで結構喋れるみたいだ。





「それは、見ればわかる。傷の手当しないといけないのに汚いままだとできないでしょ?
神楽の病院嫌いのためなんだから!!」










「せ…背中はやるから前は自分で拭いてね!」



そういうと考え込んでぼそっと何か言った。





「なぁちょっと意地悪してもいいよな。俺の理性を保つためにこれぐらいは、いいよな。」








よく聞こえなかったけどなんか言った?






「なんか言った?」







「いやなんも。なぁだるいから前も拭いて。背中やるんだったら前も拭いてよ。」




え?!前も…待ってなんで






「いいよな?」







なんでこんな色っぽいの!!変態かもだけど結構いい体してるんだ。って何考えてんの!








「わかった」





あんな赤い顔されて否定できるわけって
赤い顔?やばい熱上がってる?








まぁ今は、拭こう。
傷の 所も軽く拭かないと。







「お前優しく拭きすぎ別にもっと強くしても平気。汚れ落とさねぇでどうすんだよ。」







ごもっともな意見いわれて…




「だったら自分でって力が入らないのね…男なのに情けない!」




「うわ!」






「お前俺男だから熱出ても力はあるよ?こんな簡単にベットに引きずり込まれて。お前と俺の力を比べんな。」







そう今は、布団に2人で寝転がってる。
目の前には、神楽の顔。それもどアップ。








「え、あのそのすみません離してくださいごめん。」






そう言うとあっさり離してくれて。
何とか助かった。






なんか今日は、神楽意地悪な日だ。
ってそんなことよりもとにかく傷の手当しないとね







「痛い?平気?だいぶ終わったけど。」






「こんな傷平気だ。まぁでもありがとうな。って服まで買ってくれたの?」








「もろもろ全部買ってきた。これ着てあと今ご飯作ってるから食べてあと薬ね」








そう言ってその場をあとにした。


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