星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「ねぇ神楽?話があるの。」



「なに?」




「美穂たちともちゃんと終わってひと段落は、ついたでしょ?明日私行きたいところあって着いてきてくれない?」



ちゃんと来てくれるといいけど断られたらどうしよう!約束が…



「なに?お前からデートの誘い?」



「んー。デートになるか分からいけど。」


「なんだそれ。」



実は、電話して明日神楽のお父さんと会う。神楽に言ったら行かないって言いそうだから
あえて騙す形になっちゃうけどね。






でも神楽には、お父さんがいる。家族の温かさは、知っほしい。私も神楽ほどでは、ないけど家族に問題がある。





だから後悔して欲しくない。



あんな母親でも神楽にとっては、産んでくれた母親で大切な人だ。



それを神楽に言うとあんなやつどうでもいいって言うけどね。実際夜泣いてる声を1度聞いたし。
心配とは、違うけど。


まだ子供の私たちには、親が必要だ。


これからは、父親と上手くいってほしい。そう思っている。


「星?聞いてるか?」

「あ!ごめん!明日平気?」


「あぁ。いいよ。」

「良かった」





翌朝私は、いつもどうりランニングしてから朝ごはんを作り洗濯物やってと家事をこなす。





ひとつ増えたのは神楽を起こすということ。




「神楽ーご飯できたよー。今日は、出かけるんだからね。」




みんな気になる?寝てるところ。なんと神楽が布団を買っていたのです。なのに私のベットで寝てくる。布団の意味が無いよね。






付き合ってるからって言って一緒に寝るんだけど私は神楽には、どうしても勝てない。



いつまでたっても慣れない。
心臓がとまるじゃないかと思いながら寝る。




「神楽??起きてー」

と言って起きない。


「んー」


やっぱり整ってるなー顔。
可愛い♡寝顔可愛いなー写真撮ろ。



カシャカシャ




そうしていると音で起きたのか…
というか起こしてしまった

「なにしてんの」



「キャ!」




そのままベットにだいぶ。

マジかやられた。



神楽に捕まってしまった。



「ちょっと!!離して!起きるんでしょ!」



「もうちょい良くね?それともお前が俺を起こす?あーんなことやコーンなことして。そしたら俺起きるかも」



「な、/////////馬鹿な事言わないでよ!」




「ちゅっ」




な!キスされた/////////




「なにして//////」




「ん?これで目覚めた。はやくしよーぜ用事があるんだろ?」





早く起きなかったのはどっちよ!蹴り入れてやる。





ドンガダ



「いっっって!!!」




「変なことしたら許さないからね」




「怖ーよ」




そう言い合いしながらまた今日一日が始まるんだ。
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