星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
story~7新たなスタート

嬉しい

目が覚めるとそこには、眠ってる綺麗な顔がある。

それがもう日常だ。


けど明日には、もういない。


いつもどうり朝のランニングしてシャワーを浴び、
朝ごはんを作って神楽をおこす。


これも今日で最後。


本当は、もっと早く透さんのところに行くはずだった神楽。透さんに言って2年生まで私のとこにいるって言ったらしい。




嬉しいけど起こすのは、めんどくさいと思ってしまう。


けどこの可愛い寝顔が見れるからよしとしよう。


さぁ起こさないと。



「神楽!起きて。朝だよ?2年生だよー」




「んんーぅ………はよ」



「おはよう」



いつものように会話してそれから朝食。
けど私達は、何故かこれが習慣だ。そう。


「はよ…ちゅ」


このキスから朝が始まる。


朝から心臓を壊す気かって思う。


抱きしめられるのも手を握るのもドキドキするけど慣れてきた。



キスだけは、慣れない…



まぁでも幸せな日々をおくってる。
私の秘密は、必死に隠してるけど。
いつか言うつもり。




それから2人で学校へ向かう。


「行ってきマース」




玄関のドアを開けた瞬間



さくらの絨毯。


花びらが散って幻想的だ。



暖かい風。ピンクの世界を通り今日から私達は、2年生です。





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