星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「彼氏に向かってこっち来んなってなんだよ?
俺お前の彼氏なんだけど?」




「だって女子の群れやだ。来ないで」



「お前さーもっとなんかないわけ?女子の群れからこっちに来てくれたーみたいなさ!」



「ない。めんどくさい。そんな可愛い女子じゃない。そういうのは、美穂とかでしょ。」



「あーいつ間にか付き合ってたなあの二人」



そう言いながら歩き続けてると最後の見学場所についた。



後ろを向くとみんな変な顔してる。



「ここが最後の見学場所です。見終わった人は、各自帰宅になります。必ず私たちに名前を言ってから帰ってください。」




そう言い終わると未だにみんな変な顔だ。



「なに?みんなして」


よくわからない。



「星先輩彼氏いたんすかーーー!まじかよ!俺の青春ガァァァ!」、


「嫌だー!神楽先輩!私のーー」



どうやら会話を聞いていたらしい。



「別にあんたらに関係ないじゃん。この話終わり。」


そう言うと数分のうちに全員帰っていった。渋い顔してたけど笑
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