星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
しばらくして5時間目に入った。美穂には、
休みと伝え下駄箱の靴など全部保健室に持って来た


秋もあまりバレたくない状況だということは、前から察していた。


これでも人のことは、良く見てるし。

すると秋が目覚めた。

「ん、んー星?」

「そうだよー。気分は、どう?」
まだ悪そうだ。
話してくれないかな………。


「星!うっヒックせ、、イうっ〜ヒック」
いきなり泣き出して私は、びっくりどころじゃないテンパってしまう。


「エ?!ちょっ秋。えーとおいで?」

秋が何を抱えてるか私には、分からない。
でも今は、泣かしてあげようそう思う。
今まで人のことは興味がなかった。でも

秋は、ほっておけない。
もしかしたら信じてもいいんじゃないかなって思えたひとりだから。


同じ分類のように感じてしまったからなのだろう。


そう思えるようになった私は、少しは、成長できたのかな?そうだといいな。



とりあえず秋を休ませなきゃ。


話してくれるかわからないけど。


どうして人は、苦しまないといけないんだろう。疑問は、生まれるばかりで解決しない。



私は、いつもそうだ。





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