星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「なんか3人ともすごいんだね。私ビックリしちゃったよ。ね?星!美穂!」



「ねー!!!!」


「そうだねー。」



「星。思ってないでしょ!そうだねー。って棒読みだよ。」

そうして話すうちに神楽は、ロンドンに行くと言っていた。


いつもの様にいっぱい笑って過ごす。



そんなこんなで長いような短いような昼休みが終わり残りの授業だ。


退屈。あ!神楽いつ行くのか聞いてない…


やっぱり寂しいけど私も頑張らないとね。


「はい。今日は、ここまで!今日は、先生達会議だから各自で帰るように。」



いつ間にか時間がすぎて帰る時間だ。



「星帰ろ!」

秋と美穂と合流して神楽達も合流して。
いつものように帰る。



「神楽いつ向こうに行くの?」



「あー言ってなかったな。来週。」


へ?!来週?早くない?せめて再来週とかかと思ってた。


「そうなんだ。意外と早いね。」



「なに?寂しい?」


「そりゃいつも居るのにいなくなっちゃうのは、寂しいよ。ロンドンに行く前日は、私ご飯作るから食べにきて!少しだけ一緒に過ごしたい。ダメかな?」


「おまっっ/////反則。何言ってんの?絶対一緒に過ごすに決まってんじゃん!」




「やった!ありがとう」


そういってどちらからともなく手を繋ぐ。

夕日に染まる空の下を歩いて行く。


分かれ道でみんなとは、さよならして私と神楽だけになった。



「なぁ今日泊まっていい?」



ん?泊まる?うちに?片付けてないよ?
私の仕事のものが…



「ダメ。」



「え?!なんで?俺彼氏じゃん」


「ダメ。」


何がなんでもダメだ。


「なんでだよ!いいだろ!」



「無理。1時間待てるならいいよ。」


「なにそれ。待つからさいいだろ?」


「分かった。」


私は、基本的恋愛に関しては、冷めてると思う。
でもそんな私でも神楽は、受け止めくれる。

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